Tidal Basin(タイダルベイスン)の桜
ワシントンDCの桜と言えば、最も有名なのはTidal Basin(タイダルベイスン)でしょう。ここはWasington Monumentの南側にあたるJefferson Memorial脇の静かな池で、もともとはポトマック川の一部でしたが、川の水位を調整するために1897年に川岸を埋め立てて作られました。このTidal Basinの周りには、1912年に日本から送られた桜の一部が今でも残っています。ゆっくり歩けば1時間程の池のほとりの桜並木はそれは見事なものです。こちらの人々は、お花見といっても桜を静かに見ているだけで、中にはレジャーシートを広げて美しい桜の花をキャンバスに書き留めたりサンドイッチを頬張る人もいますが、日本の様に酒盛りをしている人は全くいません。公共の場での飲酒が法律上禁止されているからです。誰もが池の水面にまで枝を垂らした桜の木の下を歩きながら、その美しさにため息をつくばかりです。 毎年4月上旬には"桜祭り"も開催され、盛大なパレード他、お琴や茶道などの日本の伝統芸能、日本食の出店など様々な催しがあります。

尚、Tidal BasinへはメトロSmithonian駅(オレンジ・ブルーライン)から徒歩10分ほどです。Tidal Basinの駐車場スペースは非常に混雑しますので、車の場合は待ち時間を覚悟しましょう。その他の場所では、Franklin Delano Roosevelt Memorial近辺やEast Potomac寄り(いずれもOhio Drive沿)の路上駐車が便利です。

Tidal Basin Location
National Park Service(桜開花予想)
Washington Momument
Thomas Jefferson Memorial
Franklin Delano Roosevelt Memorial
National Cherry Blossom Festival
DCの桜の歴史



最終更新日:2004年4月24日(土) ページTOPへ